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ソリューションサマリ
テスト計画|テスト設計|テスト実行|テスト自動化(PoC)|インスペクション|シナリオテスト|探索的テスト|アドホックテスト(モンキーテスト)

クライアント

製造業向けの画期的なB2Bオンライン取引プラットフォームを開発・運営。
大規模かつ複雑なシステムゆえに、一定以上の規模・水準の開発リソースを確保するためオフショア開発会社とタッグを組んで開発プロジェクトを推進されていました。

利用企業のニーズや課題を解決するために豊富な機能を実装し、また更なる機能の充実のためバージョンアップを積極的に行われていました。

課題

利用企業のニーズに対応するため、仕様の変更や機能の追加を積極的に推進するなかで、徐々にシステム規模が膨大化。
もともと革新的な機能をベースにしていたこともあり、同時にその複雑さも増していました。
規模と複雑さが増大を続けるなかで、特に複数の機能が関連する結合レベル以降での品質課題が顕在化。

しかしテストを行おうにもシステムの規模・複雑さともにテストの難易度が非常に高い状態となっており、さらにスケジュール上のデッドラインも近く極めてスピーディーにソフトウェアテストを実施する必要がありました。
こうした背景から高度なソフトウェアテストのノウハウと一定規模のテストリソースを要すため、外部のソフトウェアテストパートナーを探しておられました。

また今後も機能追加に伴うテスト工数の増大が続くことが予見されていたことから、同時にテスト自動化の導入も検討。
しかしシステムや自動化を行うテストの内容によっては自動テストが適切ではない、あるいは導入自体ができない場合もあります。
そのため、事前に技術課題などの検証としてPoC(Proof of Concept・概念実証)の実施が必要でした。

ソリューション

短期間で広い範囲に対して効率的にテストを実施する必要があったことから、テスト計画からプロジェクトに参画。
各機能・画面単位で重要度に応じてカテゴライズし、カテゴリごとにテストの範囲や確認内容を詳細に設定することで、スケジュールや予算といった制約条件に合わせ最適化しました。
画面・機能の単体レベルから、最終的には主要なユーザーフローに従って各機能が仕様通りに機能するかどうかまで確認する必要があったことからシナリオテストの設計・実行も含め、単体・結合・システムレベルと広範囲のテストをご支援。
20名近いテストエンジニアを同時に動員し、ハイスピードで集中的なテストを実施しました。

また実装やテスト設計のインプット資料である設計書自体にも欠陥が含まれていたことから、仕様書のインスペクションも合わせて実施。
仕様の不備や曖昧さ、ロジックの矛盾などをクリアにし、不具合の根本原因の1つであった仕様バグの洗い出しを行いました。

あわせてテスト自動化の導入に向けたPoC(Proof of Concept・概念実証)の支援も行い、自動テスト導入における技術的課題の確認・解決や自動テストの範囲を設定をした上で、一部のテストを対象に実際に動く自動テストのプロトタイプを作成しました。

結果

大規模なシステムに対して、約2ヵ月間という短期間の中でテスト計画からテストの設計・実行、インスペクション、テスト自動化のPoCまでをトータルで実施。
動作自体に影響を与えるクリティカルな不具合や、システムのローンチまでに修正を要する重大性が高い不具合などを含め、全体で数百件に及ぶ不具合を検出しました。

またインスペクションにより仕様書に含まれる曖昧さや矛盾を修正し、仕様書自体の品質を向上することで追加開発時の欠陥が作りこまれるリスクを軽減。
短期的なだけでなく、中長期的な品質の向上に貢献しました。

テスト自動化においてはPoCを通じて実際に自動テストのスクリプトを作成し実装することで、テスト自動化における技術課題がクリアできることを明らかにしました。

期間

2ヵ月

人数

18名
プロジェクトマネージャ×1名
テストエンジニア×14名
自動化エンジニア×3名

使用ツール

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