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機能テストおよびUIテスト、ローカリゼーションテストを通じて、海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所の日本向け最適化を支援
アメリカに本拠地を構え、世界中で暗号資産(仮想通貨)取引所や仮想通貨ウォレット、仮想通貨の取引サービスなどを提供するお客様は、日本市場への進出を検討していました。
SHIFT ASIAでは、日本でのサービス展開に対して重要となる機能テスト・UIテスト・ローカリゼーションテストからなる複合的なソフトウェアテストソリューションを提供し、日本マーケットに対する最適化支援をさせていただきましたので、その事例についてご紹介します。
お客様の課題
世界中で暗号資産(仮想通貨)取引サービスを提供するうえで、日本は非常に重要な市場でした。
その一方で、日本でサービスを展開するためには日本語への対応をはじめ、日本独自の文化や価値観にあわせたローカライズが必要であり、またそれを検証する必要がありました。そのため、英語に加えて日本語や日本文化を深く理解するQAスペシャリストによる機能やUI、ローカライズ品質の徹底的な検証が求められていました。
そこで、日本人のテストPMや、日本での留学や勤務経験がありN1・N2レベルの日本語を深く理解するテストエンジニアが数多く在籍するSHIFT ASIAにご相談を頂きました。
お客様の要件
お客様が日本でサービスを展開するにあたって、日本向けのローカライズが適切に行われていることを日本人の目で担保する必要がありました。
またローカライズについては、言語だけでなくUIについても日本市場にフィットするものとなっているかの検証が必要でした。
さらに、暗号資産の取引所は極めてミッションクリティカルなシステムであることから、第三者による検証を通じて品質を一段と強化したいという目的もありました。
SHIFT ASIAの対応と成果
本プロジェクトでは、日本市場向けのシステムの機能やUI、ローカライズの検証を行うため、日本人PMと日本語や日本文化に対して深い造詣を持つベトナム人テストエンジニア(N2以上)を中心とするQA体制を構築しました。
機能テストにおいては、仕様に基づいて重要機能に対するテスト設計および実行を行い、それらが仕様通り動作することを検証。そして、主要なユーザーフローに対してはシナリオテストも設計し実行を行いました。
シナリオテストにおいては、アクターやパターンの組み合わせを必要十分な数にまで絞ることで、主要フローにおける問題が発生しないことを効率的に確認することができました。
UIテストとローカリゼーションテストについては、OSやデバイス、画面サイズごとにデザインやレイアウトが仕様通りであること、また英語から日本語への翻訳が日本人にとって適切なものとなっているかどうかを確認することに加え、日本人の視点から違和感のないUIとなっているかどうかを検証。UIテストにはSHIFT ASIA独自のUIテスト観点を活用し、網羅的かつ的確なUIの検証と改善をはかりました。
日本展開に先立って機能面およびUIやローカライズの第三者検証を徹底的に実施したことにより、日本進出後は日本人ユーザーから高い評価を獲得。
その後は数多くの日本人ユーザーに利用され、順調に日本展開を進められています。
ソリューションサマリ
- 機能テスト
- UIテスト
- ローカリゼーションテスト
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