IT人材の不足が加速する日本
日本の人口は2020年度で約1億2,600万人となり、2015年比で86万8,000人(0.7%)減少するなど年々減少しつつあります。世界の人口ランキングでトップ10に入らなかったのは1950年代以降初となり、人口減時代を迎えた日本では、既に多くの業界で人手不足が大きな課題になっていますが、特にIT業界は深刻な人材難に直面しているのが現状です。
そうした中、日本だけでは賄いきれないエンジニアの確保やコスト削減を実現するため、オフショア開発や海外人材の活用に目を向ける企業が増加しています。しかし、世界中に数多く存在するオフショア開発会社の中から自社にとって最適なパートナーを選ぼうとしても、どのような基準で選ぶべきかわからず悩む担当の方も少なくないはずです。オフショア開発を成功に導くためには、予算や提供サービス内容などの条件に加え、「何を基準にすれば良いのか」「信頼できる会社とはどういう会社か」「自社のニーズに合っているのか」などの観点をもとに最適なパートナー企業を見極めるプロセスが欠かせません。
SHIFT ASIAは、ソフトウェア品質保証・第三者検証のリーディングカンパニーである株式会社SHIFT(東証一部上場)のグループ会社として2016年に設立され、ベトナムを拠点にソフトウェアの品質保証および開発サービスを展開しています。本記事では、これまで日本企業を中心に情報・通信、金融、小売り・流通、サービス、医療・ヘルスケアなど、さまざまな業界のお客様をご支援してきた当社の経験をもとに、オフショア開発の賢い選び方を一部ご紹介します。
<選定ガイド目次>
・ベトナムと日本のビジネス知識
・各国の単価相場
・相性のよい案件タイプ
・ベトナムのオフショア企業4タイプ
・納品物の品質担保について
・成功の秘訣と選定ステップ
・失敗談から読むオフショアの未来
・SHIFT ASIAが選ばれる理由
納品物の品質担保について
オフショア開発における課題として一番に挙がるのが品質対策です。コスト最優先で発注した結果、開発の遅延や成果物の品質低下などが発生し、プロジェクトとが失敗に終わるということも少なくありません。実際、弊社にもこうしたオフショア開発に絡む品質の課題についてご相談が寄せられることがありますが、ソフトウェアの品質保証のプロフェッショナルの観点から、是非、押さえておきたいポイントを下記にまとめています。同じ品質を実現するために、ぜひ注意していただきたいのが下記です。
・仕様書や要件定義の明確化
・翻訳などによりアウトプットの質が揺らがない体制での発注
・エンジニアのテストだけではなく、テスターを必ず組み込む
・アジャイル・テストドリブン開発の経験値がある会社を選ぶ
特に初めてのオフショア開発プロジェクトの場合は、こうした留意点をクリアしながら、最適なオフショア開発パートナー企業を選別していくことが欠かせません。
選考の秘訣と選考ステップ
次に、オフショア開発パートナーの選定のステップについてご紹介します。
選定における8つのステップ:
1) 発注の目的整理とゴール設定
2) 委託先国の選定
3) 発注形態の検討
4) 利用サービスの検討
5) 候補企業のリストアップ
6) RFIの依頼と情報収集
7) 契約企業の決定
8) テスト発注とオプティマイズ
ステップごとに押さえるべき項目については、「オフショア開発会社選定ガイド」にて詳しく解説しています。
ぜひこちらの選定ガイドをダウンロードの上、参考にしてみてください。
オフショア開発の課題解決といえばSHIFT ASIA
弊社では、日本にグループ本社を構える日系企業として多数の実績を積んでおります。
多くのお客様の品質課題・リソース課題を解決すべく、理想の体制を構築するお手伝いをしています。
オフショア先選定のコンサルティング、品質保証の課題など、お気軽にお問い合わせください。
■SHIFT ASIAの特徴
・日本人PMが10%以上在籍
・日本語話者が100名以上在籍
・豊富な取引実績と商習慣の理解
・オフショア知見
・トップクラスのフルスタックエンジニアと資格保有テストエンジニア
・アジャイル開発経験
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