【2021年10月】日本とグローバルのスマホOSシェア|iPhoneとAndroidの比較を中心にご紹介

【2021年10月】日本とグローバルのスマホOSシェア|iPhoneとAndroidの比較を中心にご紹介

今では多くの人々が日常的にスマートフォン(以下スマホ)を使用し、さまざまなサービスやアプリを利用しています。
このようにスマホと人々の生活との結びつきはますます強くなっている環境において、ソフトウェアの企画や開発、テストといった業務を行う上で、スマホのOSシェアを正しく把握することは基本的かつ重要なことと言えるでしょう。

特に、昨今では日本国内でローンチしたスマホアプリを海外向けにも展開するケースも増えていることから、本記事では日本とグローバルそれぞれにおけるスマホのOSシェアについて、2021年10月時点の最新OSシェアと、過去5年間のOSシェアの推移についてそれぞれご紹介します。

またスマホのOSシェアは日本でも海外でもiPhoneとAndroidの圧倒的な2強状態となっていることから、特にiPhoneのOSであるiOSとAndroidの2つのOSを中心に取り上げて比較します。

なお、本記事におけるすべてのデータは、以下のWEBサイトを通じて取得しています。
https://gs.statcounter.com/

関連記事として、AndroidのOSバージョン別のシェアランキングについて以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてご参照ください。
【2021年11月】日本とグローバルのAndroid OSバージョン別シェアランキング(スマホ・タブレット)

【2021年10月】日本とグローバルのスマホOSシェア比較

2021年10月の日本とグローバルにおけるスマホOSシェアは以下の通りです。

出典:https://gs.statcounter.com/(以下すべて同じ)
※その他のOSはiOS・Androidと比較してマーケットシェアが小さいため、その他としてまとめています

上の表を見てもわかる通り、日本ではiPhone人気が高いことからiOSが優勢となっており、66.8%と7割近くのシェアを占めています。
一方のAndroidのシェア率は33%となっており、このことから日本においてはiOS(iPhone)がAndroidに対して約2倍のシェアを占めていることがわかります。
またiOS(iPhone)とAndroidでほぼ100%のシェアを占めています。
iOSとAndroid以外のOSは0.2%とシェアが極めて小さく、スマホのOSはiOSとAndroidに二分されていると言えるでしょう。

一方グローバルでは、日本のiOSとAndroidのシェアをほとんどそのまま入れ替える形でAndroidが優勢となっており、Androidが71.1%、iOSは28.2%のシェアを占めています。
日本とは逆に、グローバルではAndroidがiOS(iPhone)の2.5倍ほどのシェアとなっています。
iOSとAndroidの2大OSでほぼ100%のシェアを占めていることは日本と同じですが、日本に比べてその他のOSシェアが若干高いことが差異として挙げられます。

なぜ海外ではAndroidのシェアがiPhoneより高いのか

上で述べた通り、グローバルでは日本とは逆にAndroidがiOS(iPhone)に比べてはるかに大きなシェアを獲得しています。
そこで少し余談になりますが「なぜ海外ではAndroidのシェアがiPhoneより高いのか」、その理由として考えられる2つのポイントをご紹介します。

AndroidはiPhoneに比べて比較的安価

海外では、AndroidのスマホはiPhoneに比べて比較的安価で販売されています。
例えば筆者の生活するベトナムでは、Androidであれば新品で1万円以下で手に入る機種もありますが、iPhoneの価格は日本とほとんど変わらず、所有することが一種のステータスとなる高級品として認識されています。

特に新興国を中心にAndroidのシェアが高い傾向にあるのは、この価格差が大きな理由の一つと考えられるでしょう。

AndroidはiPhoneに比べて製品のバリエーションが豊富

Android端末は世界中で様々な企業がその企画や開発に関わっており、その結果として製品のバリエーションが非常に豊富で、ユーザーに取って選択肢が多いという特徴があります。
価格帯も様々であり、上で挙げたように比較的安価な機種もあれば、iPhoneよりも高価な機種もあります。また機能やデザインも多種多様で、iPhoneでは実現しにくいようなニッチで特徴的な製品もあります。

これらの他にも様々な理由は考えられますが、これらのポイントがグローバルでのAndroid人気に寄与していることは間違いないと言えるでしょう。

シェアの話に戻りますが、以下はその他のOSも含めた、2021年10月の日本とグローバルそれぞれのスマホOSシェアのランキングです。

【2021年10月】スマホOSシェア詳細:日本

OS iOS(iPhone) Android Samsung Playstation Unknown Other
マーケットシェア率 66.8% 33.0% 0.1% 0.1% 0.04% 0.01%

【2021年10月】スマホOSシェア詳細:グローバル

OS Android iOS(iPhone) Samsung Unknown KaiOS Nokia Windows Series 40 Linux Other
マーケットシェア率 71.1% 28.2% 0.4% 0.1% 0.1% 0.02% 0.01% 0.01% 0.01% 0.02%

日本もグローバルもiOSとAndroidの2強以降は1%以下のシェア率のOSが続いていますが、どちらもSamsungが3位につけています。
ここまでのデータから、日本マーケットを対象とする場合のシェア率に基づいた基本的な優先順位の考え方としては、iOSを最優先として時点でAndroid、場合によってはSamsungまでを考慮に入れるという形になるでしょう。

一方で海外マーケットを対象とする場合は、OSのシェア率がそっくり逆転することからAndroidが最大シェア率を誇るOSとなり、次点でiOSとなる点は注意が必要です。

ここまでは2021年10月単月のスマホOSシェアについて紹介してきましたが、ここからは期間を伸ばし、2021年1月~10月におけるOSシェアと、直近5年間にあたる2016年~2020年のOSシェアの推移についても参考までにそれぞれご紹介いたします。

【2021年1月~10月】日本とグローバルのスマホOSシェア比較

2021年1月~10月の日本とグローバルにおけるスマホOSシェアは以下の通りです。

日本・グローバルともに上でご紹介した2021年10月のスマホOSシェアと大差はないことから、直近の傾向としては日本ではiOS(iPhone)がAndroidの約2倍、グローバルでは逆にAndroidがiOS(iPhone)の約2.5倍と認識しておけば良いでしょう。

ただグローバルでは2021年10月のiOSシェア率が直近10ヵ月のシェア率に比べて1%程上昇(27.0%→28.2%)していることから、短期的にはグローバルでもiOSのシェアが拡大しているようです。今後同様のトレンドが続くのか、あるいは短期的なブレに過ぎないのか、11月以降の推移にも要注目です。

【2016年~2020年】直近5年間の日本とグローバルのスマホOSシェア推移

以下の表は、直近5年間にあたる、2016年~2020年の日本におけるスマホOSシェアの推移です。

2016年以降で大きなシェアの変動はなく、日本においてはiOS(iPhone)のシェアが継続的に70%近い水準を維持し、Androidは30%程度のシェアとなっています。
2020年はiOSのシェアが63.5%と前年から6%程低下しているものの、2021年10月時点ででは66%まで盛り返していることから、やはりiOSのシェアが高い状況が続いています。

一方で、以下のグローバルにおける直近5年間のスマホOSシェアの推移によると、日本とは異なりある傾向が見えてきます。

グローバルでは2016年時点ではiOSとAndroid以外のOSが10%以上のシェアを占めていたものの、その後5年間の間にそのシェアを大きく失いiOSとAndroidの二極化が進んだことがわかります。
そしてその過程でiOSのシェアが7%と大きく伸長している一方で、Androidは4%の伸びにとどまっていることから、この5年間でその他のOSからiOSへの乗り換えが進んだことが見て取れます。

グローバルでは日本と異なりAndroidが主流のOSとなっているものの、徐々にiOSのシェア率が高まっていることから、中長期的にはiOSのシェアがAndroidのシェアに更に近づいていく可能性があります。
海外でのスマホ向けのアプリやサービスを検討する際には、このグローバルでのOSシェアにおけるトレンドも考慮に入れる必要があると言えるでしょう。

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