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【2024年12月最新】日本とグローバルのスマホOSシェア|iPhoneとAndroidの比較を中心にご紹介 お役立ちデータ

更新日:2025/01/13 SAブログ編集部

【2024年12月最新】日本とグローバルのスマホOSシェア|iPhoneとAndroidの比較を中心にご紹介

本記事では、日本と海外における2024年12月時点での最新のスマートフォン(以下スマホ)OSシェアを中心に、以下の期間におけるスマホOSシェアについてご紹介します。

  • 2024年12月(最新月)
  • 2024年1月~6月(2023年の暦上の上半期)
  • 2015年~2024年(直近10年間)

なお、スマホのOSシェアは日本でも海外でもiPhoneとAndroidに二極化していることから、これまでと同様にiPhoneのOSであるiOSとAndroidの2つのOSを中心に取り上げて比較します。また、今回は上記の各期間のデータについて前回からどのような変化が見られるかについても注目してご紹介します。

今まで2023年8月時点と2022年6月時点での日本と海外のスマホOSシェアについてご紹介しましたので、2023年と2022年のデータも知りたいという方は以下の記事もご参照ください。

【2023年8月】日本とグローバルのスマホOSシェア|iPhoneとAndroidの比較を中心にご紹介
【2022年6月】日本とグローバルのスマホOSシェア|IPhoneとAndroidの比較を中心にご紹介

本記事におけるすべてのデータは、以下のWEBサイトを通じて取得しています。
https://gs.statcounter.com/

【2024年12月】日本とグローバルのスマホOSシェア比較

2024年12月の日本とグローバル(日本も含む世界全体)におけるスマホOSシェアは下の図の通りです。

出典:
https://gs.statcounter.com/os-market-share/mobile/worldwide/#monthly-202412-202412-bar

https://gs.statcounter.com/os-market-share/mobile/japan/#monthly-202412-202412-bar

※その他のOSはiOS・Androidと比較してマーケットシェアが小さいため、その他としてまとめています
※以下、すべて同Webサイトを通じてデータを取得しています
https://gs.statcounter.com/

日本では依然としてiOSが優勢な状況が続いており、2024年12月時点で57.8%と約6割のシェアを占めていますが、前回調査時の2023年8月と比較すると、69.3%から57.8.%に11.5%シェアが縮小しています。

一方で、Androidは42.0%とiOSに比べるとシェアは低くなっていますが、2023年8月と比べると、30.6%から42.0%へと11.4%シェアが拡大しています。

iOSとAndroidのシェアの変動を見ると、iOSのシェアが11.5%縮小した分、ほぼそのままAndroidのシェアが11.4%拡大したという形です。
その他のOSシェアはほぼ変わらず、iOSとAndroidの2OSが支配的であるという状況は変わっていません。

続いて、海外のスマホOSシェアでは、日本とは正反対にAndroidが73.8%と約7割のシェアを占めています。
前回調査時の2023年8月と比較すると、70.8%から73.8%に3.0%シェアが拡大しています。

一方、iOSのシェアは25.6%となっており、2023年8月と比較して28.5%から25.6%に2.9%シェアが縮小しました。

その他のOSシェアは2023年8月と変わらず、AndroidとiOSでのみシェアの変動が見られました。
海外では、日本と同様にiOSとAndroidが大部分のシェアを占めていますが、その他のOSのシェア率が日本よりも高く、スマホのOSにおいてより多様性があると言えます。

2024年12月時点と2023年8月時点のスマホOSシェアの比較に関して注目すべきポイントとしては、日本・グローバルともにAndroidのシェアが拡大しているということでしょう。

前回調査時には日本・グローバルともにiOSのシェアが微増していたため、今回は全く逆の変化となり、2022年6月時点の調査と同様の変化となりました。
その背景には、Android端末の低価格化やiPhoneの高価格化といった要因が考えられます。この傾向が今後も続くのか、それとも短期的な現象にとどまるのか、引き続き注目されます。

なお、「なぜ海外ではAndroidのシェアがiPhoneのシェアより高いのか」については以前の記事でもご紹介していますが、主な理由としては「AndroidはiPhoneに比べて比較的安価であること」「AndroidはiPhoneに比べて製品のバリエーションが豊富なこと」などが考えられます。
こちらの記事で詳しくご紹介していますので、宜しければ併せてご参照ください。
【2021年10月】日本とグローバルのスマホOSシェア|iPhoneとAndroidの比較を中心にご紹介

続いては、2024年12月の日本と海外でのスマホOSシェアについて、上でその他OSとして分類したOSの詳細までも含めたランキングをご紹介します。

【2024年12月】スマホOSシェア詳細:日本

OS

iOS

Android

Samsung

PlayStation

Windows

Unknown

Linux

Other

マーケットシェア率

57.8%

42.0%

0.08%

0.06%

0.02%

0.01%

0.01%

0.01%

【2024年12月】スマホOSシェア詳細:グローバル

OS

Android

iOS

Samsung

Unknown

KaiOS

Other

マーケットシェア率

73.8%

25.8%

0.3%

0.1%

0.03%

0.03%

2024年12月のスマホOS詳細シェアについては、前回以前の調査時と同様に、日本もグローバルもiOSとAndroidの2強以降は1%以下のシェア率のOSが続いています。

シェア率3位以降でのポイントを挙げるとすれば、iOSとAndroidに比べると非常に小さいものの、Samsungが日本で0.08%、グローバルで0.3%とその他OSのなかでは比較的大きなシェアを持っています。

ここまでのデータから、日本マーケットを対象とする場合のシェア率に基づいた基本的な優先順位の考え方としては、iOSを最優先として時点でAndroidとなるというのは前回以前から変わりません。

一方で海外マーケットを対象とする場合は、もちろん国によってシェアは異なるものの、全体的に日本とはOSのシェア率が逆転してAndroidが最大シェア率のOSとなり、次点でiOSとなる点は注意が必要です。
また、グローバルでは0.3%と小さいながらもSamsungが一定のシェアを持っているため、場合によってはSamsungまでカバーすることも検討の余地があるでしょう。

ここまでは2024年12月単月のスマホOSシェアについて紹介してきましたが、ここからは期間を伸ばし、2024年1月~6月の上半期におけるスマホOSシェアと、直近5年間にあたる2020年~2024年のスマホOSシェアの推移についても参考としてそれぞれご紹介いたします。

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【2024年1月~6月】日本とグローバルのスマホOSシェア比較

2024年1月~6月の日本とグローバルにおけるスマホOSシェアは以下の通りです。

2024年12月単月のデータと比べると、日本ではiOSのシェアが1~6月平均の62.9%に比べて、12月は57.8%と5.1%の差があることから、日本では短期的にiOSのシェアが縮小していると言えます。

一方で、グローバルではAndroidのシェアが1~6月平均の71.2%に比べて12月は73.8%と2.6%伸びており、日本とは逆に短期的にはAndroidのシェアが拡大していると考えられます。

【2015年~2024年】直近10年間の日本とグローバルのスマホOSシェア推移

【2015年~2024年】直近10年間の日本のスマホOSシェア推移

2015年~2024年の直近10年間の日本のスマホOSシェアを見ると、2016年にiOSのシェアは69.8%と最大になっています。しかし、2020年には約6%ダウンし、63.5%となりました。その後、2021年にはiOSが3%近くシェアを回復し、Androidは3%のダウンとなりました。
2022年にはiOSが0.6%シェアを落とし65.9%に、Androidは34.0%へ0.7%シェアを拡大しました。

2023年にはiOSが再びシェアを拡大し、Androidは3%近くシェアを落としました。

10年間を通しての傾向としては、さらにiOSとAndroidの二極化が進んでおり、iOSは60%~70%の間、Androidは29%~39%の間を推移しています。その他のOSシェアは1.0%を超える年もありましたが、2020年以降は0.2%から0.1%の間を行き来している状況です。

またiOSとAndroidでは、Androidのシェアが伸びている傾向にあり、直近となる2024年12月のデータではAndroidが42.0%とシェアが大きく伸びており、2015年から2024年の10年間で最も高いシェアとなっています。

【2015年~2024年】直近10年間のグローバルのスマホOSシェア推移

2015年~2024年の直近10年間のグローバルでは、iOSのOSシェアが拡大しており、10年間で20.2%から27.8%と微増となりました。

同期間においてAndroidも、64.2%から71.5%に拡大しています特に2015年から2017年にかけて、約8%のシェア拡大が見られます。その要因として、新興国を中心にAndroidのシェアが拡大したことや、2016年にGoogleがAndroid搭載の「Google Pixel」を発売したことが挙げられるでしょう。また、2015年から2019年にかけては、その他のOSのシェア率が高く、多様なOSが広く利用されていたことが伺えます。

2020年以降は、Androidを使用していたユーザーが、iOSに切り替える流れが続いていると言えるでしょう。

直近では上で述べた通り、2024年12月のデータではiOSのシェアは25.8%となっており、2024年の1年間と比較すると数値は低くなっています。

日本および海外でスマホ向けのアプリやサービスを検討する際には、こちらでご紹介したスマホOSシェアのデータもぜひ参考にしてみてください。

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私たちSHIFT ASIAは、ソフトウェア品質保証・第三者検証のリーディングカンパニーである 株式会社SHIFT(プライム市場上場)の海外戦略拠点として、ベトナム・ホーチミンにてソフトウェアテスト事業を手掛けながら、近年はソフトウェア開発にも事業領域を拡大させてきました。長年に渡り培ってきた品質保証のナレッジとハイレベルなエンジニアの技術力を背景とした、高品質かつスピーディな開発をその特長としています。

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