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ソフトウェアテスト事例:ヘルスケアアプリケーション 医療・ヘルスケア

ソフトウェアテスト事例:ヘルスケアアプリケーション

受入テストでリリース前の致命的な不具合を検出し、品質向上を実現

グローバルなヘルスケアテクノロジーカンパニーとして個人用から家庭用、医療用までのさまざまな医療機器、健康機器などと連携したソフトウェアやアプリ、サービスなどの開発と提供を世界中で展開しているお客様向けに行ったソフトウェアテスト事例をご紹介します。

お客様の課題

同社は国内外に抱える複数の開発拠点で新規システムの開発から既存システムの改修・機能追加など、多数のプロジェクトを並行して推進していました。業務拡大に伴い、大規模から小規模までプロジェクトの数自体が増加する中、それに比例する形でテストの工数も増大し、徐々に負荷が大きくなっていきました。

特にテストに関しては限られた内部のリソースだけでは賄いきれなくなっていった一方、システムが非常に複雑なため、その仕様を十分に理解した上で正しくテストを計画、設計、実行する人材が限られているという課題を抱えていました。また、ヘルスケア業界固有の業務プロセスなどに対する理解も欠かせないため、アウトソースが難しいという問題もありました。こうしたリソース不足を背景にした品質改善が喫緊の課題として浮上する中、ソフトウェアテストや品質保証の領域で豊富な実績と知見を有するSHIFT ASIAにご相談をいただきました。

お客様の要件

お客様がテスト領域におけるリソース不足や属人化の解消を目指す上で求めていたのは、具体的には以下のような要件でした。

  • 複雑なシステムに対する難易度の高いテストの経験が豊富なテストエンジニアをアサインし、仕様をスピーディかつ正確にキャッチアップできる体制を構築したい。
  • システムにおける改修や機能追加後の受入テストの範囲が限定的となっている中、システムのアップデートにともなうデグレードの確認範囲をさらに拡大したい。
  • 一定規模の人数を長期間固定でアサインすることで、対象のシステムに対する知見を蓄積し、テストの正確性・生産性の継続的な向上を推進できる体制を整備したい。

SHIFT ASIAの対応と成果

お客様の要件をヒアリングした上、SHIFT ASIAは経験豊富なテストの専門家を結集し、ラボ型のオフショアテスト体制を構築。
具体的にはPM1名、テスト設計者1名、テスト実行者3名の体制で受入テスト工程を担当し、お客様側で検知できなった致命的な不具合を検出するなど、品質向上を実現しました。

また、製品・業務知識のない場合でも実施できるリグレッションテスト(回帰テスト)を設計し、QAにおける属人性を解消。
そのほか各システムの設計変更、リリースに合わせたリグレッションテストの設計・実行や、複数のプロジェクトに適用できるテスト設計書の作成など、お客様が複数のプロジェクトに対して横断的かつ柔軟に品質を保証できる体制を整備しました。

その後もお客様の多数のシステムにおける受入テストに参画しつつ、より広範囲なリグレッションテストの実施にも関わることで、お客様とワンチームで高品質かつ安定的な品質保証プロセスを構築することに成功しました。

使用ツール・言語など

・CAT(SHIFTが開発・提供する統合型ソフトウェアテスト管理ツール)
・Postman(APIツール)
・Backlog(プロジェクト管理ツール)

ソリューションサマリ

・テスト計画
・テスト設計
・テスト実行(リグレッションテスト、APIテスト)
・業界別テスト支援

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