レベルに応じたテスターライセンス

レベルに応じたテスターライセンス

経験やポジションに合ったテストエンジニア向け資格とは?

ソフトウェア品質保証やテスト領域において、自分に合った資格をお探しですか?
こちらの記事では、今後資格取得を検討されているテストエンジニアの方向けに、最もよく取得されているメジャーな資格についてご紹介します。

資格を取るメリットについて、レジュメ(経歴書)に一行書き加える内容が増えるだけではありません。
テストに関する体系的な知識を身に着けることができ、その結果としてより高いパフォーマンスの発揮や、担当できるプロジェクトの幅を大きく広げることにもつながります。
特に銀行や金融関係のプロジェクトの場合、国際的な資格保有がプロジェクト参画の条件となることも多く、テストエンジニアとしてのキャリアアップのためには資格取得が必須といっても過言ではありません。

それでは主要な資格についてみていきましょう。

テスト技術者向けの主な主要団体と資格

テスト技術者向けに資格を発行している団体は世界中に数多く存在しています。
その中でも主要な団体と資格について紹介いたします。

まず資格を発行する主要団体は以下のとおりです。

  • 国際ソフトウェアテスト資格認定委員会(International Software Testing Qualifications Board、略称ISTQB)
  • Certified Software Tester(CSTE)
  • Certified Associate in Software Testing(CAST)
  • Vskills
  • Certified Software Quality Analyst(CSQA)
  • American Society for Quality(ASQ)
  • Scrum Alliance

主な資格の種類

上のように、主な資格発行団体だけでもかなりの数があります。
その中でも主な資格について、その一部の概要をレベル別に分けて紹介します。

Level1(経験年数0~5年程度)

1) CAST – 初級レベルのQAテスター

Software Testing Body of Knowledge (STBOK) という教材を理解し、テストに合格する必要があります。

受験費用: $100
合格率: 65%

2) ISTQB - 基礎レベル

700,000人以上の世界中のプロテストエンジニア向けに発行されている定番の資格です。
各国にローカル版があり、日本ではJSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)として知られています。

受験費用: $250
合格率: 70%

Level2(経験年数5~8年程度)

1) CSTE – Certified Software Test Engineer

取得には実際にソフトウェアテスト関連の実務経験があることが前提となっています。
CBOK (Common Body of Knowledge) という体系的な知識を学び、テストに臨みます。

受験費用: $400
合格率: 60%

2) HP HP0-M102 for UFT

受験費用: $350

Level3(経験年数8~11年程度) – アーキテクトやテストマネージャー向け資格

1) ISTQB – 上級 – テストアナリスト・テクニカルテストアナリスト

こちらも業界での実務経験がアクティブかつ、基礎レベルをすでに取得していることが受験条件となっています。

受験費用: $250
合格率: 70%

2) ISTQB – 上級 – テストマネージャー

受験費用: $250
合格率: 70%

3) ISTQB – エキスパート – テストマネージャー・テストプロセス改善

受験費用: $375各
合格率: 75%

その他の資格

ISTQB Agile Tester Certification
CASTP - P Certified
CASTP- M Certified
Scrum
Advanced Test Automation Engineer など

資格取得のステップ

ソフトウェアエンジニア向けの資格取得について、まずはCASTやISTQBの基礎レベルから取り掛かるのが一般的です。
中級以上の資格については試験の難易度や受験条件が上がるほか、受験費用も高額になっていくことから、基礎的な知識をしっかりと身に着けた後に中級・上級の資格へと挑戦するのがおすすめです。

特にテストマネージャーなどのマネージャーレベルの資格を受験するには、知識はもちろんのこと数年間のテストの実務経験やマネジメント経験も求められることから、単に試験の勉強をするのではなく実際の業務において実践的な経験を積むことも必要です。

自身のキャリアアップのために資格取得を考える場合には、ただ単にレベルの高い資格を取るというよりも、豊富にある団体・資格・カテゴリの中から自分のキャリア設計やポートフォリオに合わせて、適切な資格を選択することが重要です。

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