業界
金融(銀行/証券/保険/決済)
ソリューションサマリ
テスト計画|テスト設計|テスト実行|リグレッションテスト|アドホックテスト

クライアント

世界中で数百万人が利用する、仮想通貨のウォレットアプリケーションを提供。
多様な需要に対応するため、グローバルな体制で開発・QAを推進されています。
特に通貨を扱うアプリケーションであることから、非常に高い品質要件を設定されていました。

課題

仮想通貨のウォレットであることから多くの種類の仮想通貨を取り扱い、また同時に高いセキュリティや同期性、多言語への対応なども必須なことから、複雑性の高いシステムとなっていました。

さらに通貨を扱うことからいわゆる「ミッションクリティカル」なアプリケーションに該当し、不具合の種類や重大性によってはその影響が甚大となり得る上に、金融・フィンテック系のサービスにおいては信用が非常に重要なことから、場合によってはビジネスの継続自体にインパクトを与えるような事態も発生し得ます。
こうした理由から極めて高い品質水準が求められ、ローンチ前に徹底的なテストを実施されていたものの、その複雑性から様々な不具合が見つかっていました。

内部のQAチームが検出した不具合に加えてユーザーからの不具合レポートもあがってきており、中には再現性が低い不具合も含まれていたことからその対応に相当な時間を要していました。
次第に内部のQAチームだけでの対応に限界が見えてきたことから、金融・フィンテック領域のテストに関する専門知識を持つ外部のQAリソースを活用する必要がありました。

ソリューション

金融・フィンテック系のシステムに対するテスト実績が豊富なテストエンジニアを中心にQA体制を構築し、ユーザーフローや過去のバグの傾向をもとにテストを設計。
また並行してアドホックテストも採用し、2つのアプローチからテストを実施しました。
テスト仕様書を用いたスクリプトテストに加えてアドホックテストを補完的に行うことで、カバレッジを効率的に拡大することを目指しました。

アドホックテストでは、テスターのスキル・経験に基づく属人的なテストに加え、独自のアドホックテスト観点を用いたテストを実施。
狙い撃ちしたいテスト観点は重点的にテストしつつ、それに加えてテスター自身の経験やシステムの振る舞いに着目してテストを行うことで、設計ベースのテストでは見つけにくい不具合に対してもアプローチをしました。

結果

独自観点をベースにしたアドホックテストや網羅的なテスト設計を通じたテストによって、新たなバグを多数検出。
特にアプリのクラッシュやトランザクションにおけるエラーなど、重大性の高いクリティカルなバグも検出することができました。

万が一プロダクション環境で重大な不具合が発生していた場合、ユーザー・クライアントに対し極めて大きな影響を及ぼしていた可能性がありましたが、SHIFT ASIAの品質保証支援によりそういったリスクを大きく軽減することができました。

期間

5ヵ月

人数

4.5名
プロジェクトマネージャ×0.5名
テストエンジニア×4名

使用ツール

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