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短納期ながらスピードと品質を両立したAI×財務分析システム開発支援

アライズイノベーション株式会社

短納期ながらスピードと品質を両立したAI×財務分析システム開発支援

会社名

アライズイノベーション株式会社

事業内容

AIやローコード開発を活用したソリューション提供

企業規模

11名~50名

導入サービス

ソフトウェア開発

AIとローコード開発を掛け合わせ、企業の業務変革を支援するテクノロジーカンパニーであるアライズイノベーション株式会社。
同社では、AIを活用した決算書のデータ化・分析システムの開発を進めるにあたり、開発リソースの確保と短期間でのリリースが求められる一方、金融業界向けのシステムとして要求される高水準な品質を同時に満たさなければならないという課題を抱えていました。

そこで今回、SHIFT ASIAのソフトウェア開発ソリューションを活用いただき、短納期のなかでもスピードと品質を両立した開発体制を構築。課題発生時も根本原因の分析から改善までを繰り返しながら、計画通りに開発を完了しました。
今回の取り組みの背景にあった課題や、SHIFT ASIAがどのように関わり貢献したのか、そして得られた成果について、アライズイノベーション株式会社代表取締役社長の清水真様にお話を伺いました。

ー 貴社ではどういったサービスを展開されているのでしょうか?

当社では、自社開発のAIシステムなどを活用した企業のDX支援を中心に行っています。代表的なソリューションの一つが、金融機関向けの決算書データ化分析に関するサービスです。
決算書は書式や構造が複雑で、汎用的なOCRでは精緻に読み取るのが難しいのですが、当社のOCRはこうした複雑な書類にも高精度に対応できる点が特徴です。加えて、UI/UXにも力を入れており、お客様から「使いやすい」という評価をいただけていることも強みだと考えています。

ー ソフトウェアやソリューションの開発において、どのようなことを重視していますか?

当社が特に重視しているのは、お客様の要望や課題をできる限り吸い上げたうえで、標準的な機能に落とし込むことです。個別カスタマイズで対応するのではなく、できるだけ標準化してパッケージ化し、より多くのお客様に価値を届けられる形にしていきます。

また、もう一つ大事にしているのがスピード感です。お客様の要求を素早く整理し、対応・解決までのサイクルを短く回すことを意識しています。そのために、お客様の要求をくみ取ってドキュメントに起こし、エンジニアに正確に伝えるというルーチンを、会社の仕組みとして持っています。
あわせて、メンバーが高い業務理解度とドキュメンテーション能力を身につけられるよう教育にも力を入れており、そこで得た知見を会社としてナレッジ化して蓄積していけることが、当社の強みだと考えています。

求めていたのは、スピードと品質を両立できるパートナー

ー 今回、SHIFT ASIAにソフトウェア開発支援をご依頼いただいた背景や、当時の課題についてお聞かせください。

当社ではAIを活用した財務分析のシステム開発を進めていましたが、プロジェクト開始時期の約2ヵ月後に控えていた大型の展示会に間に合わせるために短期間で形にしてリリースする必要があり、とにかくスピードが求められていました。一方で、金融領域に関わるシステムでもあるため、優れた品質が求められるという前提もありました。
もともと当社のローコードツールでの開発を社内で進めていましたが、開発を進める中でどうしてもローコードでは対応しきれないお客様からの要望が出てきました。また、より使いやすいシステムを目指す上での細かなUIの調整についても、ローコードでは対応が難しい局面が増えてきました。

そこで、スピードを出しつつも、手戻りや不具合を抑えて優れた品質を実現できる外部の開発パートナーが必要だと判断し、SHIFT ASIAに相談しました。

ー 過去にソフトウェア開発を外部パートナーへ委託した際、課題や悩みを感じましたか。

2019年頃からベトナムのオフショア開発会社を活用してきましたが、オフショア開発で課題になりやすい点として、やはり日本語でのコミュニケーションは悩みの一つでした。意図の共有にコストがかかったり、細かなニュアンスが伝わりにくかったりする場面はあります。
ただ、当時は費用対効果を考えると一定程度は許容できていました。その一方で、今後よりスピードと品質を高い水準で求めていく上では、コミュニケーション能力と費用対効果を両立できるパートナーを探す必要があると考えていました。

SHIFT ASIAは日本語コミュニケーションに強みがある認識があり、比較検討の中でもその点は重要な判断材料になりました。

ー 数ある開発会社の中で、SHIFT ASIAをパートナーとして選定いただいた理由や決め手は何でしたか?

「SHIFT」というブランドもポイントの一つでした。日本では「ソフトウェアテストといえばSHIFT」というイメージが確立されており、そのブランドからくる安心感がありました。SHIFTは品質を実現するための仕組みづくりや社員教育もしっかりしている印象があったので、オフショアでも日本と同等の品質を出してくれるだろうという期待感がありました。

また、コミュニケーション面や技術面も決め手の一つになりました。窓口になってくださったベトナム人PMとはスムーズにやりとりができ、また技術に対する造詣も深く、プロジェクトを円滑に進められそうだと判断できたことが選定のポイントになりました。

約2か月間という短納期のなかで、スピーディに開発を完了

ー 実際のプロジェクトにおいて、事前の期待と比較していかがでしたか?印象や評価などをお聞かせください。

期待していた通り、スピードと品質の両立ができたと感じています。こちらとしては展示会に間に合わせることが最優先でしたが、約2か月間という短納期の中でもスピーディに開発を進めていただき、結果として納期通りに開発を完了することができました。
また、事前に重視していたコミュニケーション面でも、窓口となったベトナム人PMの日本語能力が期待以上に高く、こちらの要望を正確に汲み取って進めてもらえたので、プロジェクト全体の推進力につながったと思います。

加えて、プロジェクトには課題や問題がつきものですが、現場間でのミスコミュニケーションや実装における問題などが発生した際にも、根本原因を探って対応・改善してくれた点が印象的でした。
こちらからも指摘すべきところは指摘し、それをしっかりと受け止めていただいて改善していくという健全な運用ができていると考えています。

ー 特に印象に残っているエピソードや、評価いただいている点があればお聞かせください。

あいまいな要求に対して、しっかり対応してくれた点が印象的でした。口頭で伝えた内容をそのまま受け取るのではなく、きちんとかみ砕いて理解したうえで、プロダクトの仕様や要件に落とし込んでくれました。

例えば、あるモックの開発を依頼したことがあったのですが、最初から完成版に近いレベルのものを作ってくれたことがありました。こちらは大まかな内容しか伝えていなかったうえ、期間も比較的短かったのですが、このスピードでこのレベルのものを作ってくれるのはすごいと感じました。

生成AIとオフショアの活用がますます重要に

ー 今後の貴社事業全般の展望と、ソフトウェアやソリューションの開発に対する展望についてお聞かせください。

今後は、生成AIを組み込むことで、ディープラーニングベースのAI-OCRではできなかったことを実現していきたいと考えています。日本にはまだまだ紙を使っている業務領域が多く残っており、データ化業務に生成AIを組み合わせることで、より社会に役立てられる余地が大きいと思っています。実際にお客様からの要望も増えてきているので、そうしたニーズに対して迅速に対応していきたいです。

今回SHIFT ASIAに開発を支援してもらった決算書データ化分析ソリューションのように、お客様目線で使いやすく、期待を超えるAI活用を今後も進めていきたいと思います。

ー 弊社のソフトウェア開発ソリューションは、どのような企業に、どのような部分でおすすめできるでしょうか。

日本ではエンジニアが足りないとよく言われますが、DXが進むにつれてこの傾向は年々強まっていると思います。開発をしようにも必要な経験やスキルを持ったエンジニアが集まらず、エンジニア不足によって多くの企業で機会損失が起きているのが現状ではないでしょうか。

こうした問題を解消する手段として、海外の若いIT人材を活用するのは有効だと考えています。特にベトナムは平均年齢が若く勤勉で、日本語能力やIT技術も高いので、ベトナムオフショア開発はとても有効だと思います。実際に、SHIFT ASIAには若くて優秀なIT人材が揃っているように感じます。
経験やスキルが高いエンジニアが必要という企業の方は、まずはSHIFT ASIAに相談してみても良いのではないでしょうか。

ー 最後に、オフショア開発を検討している企業に、メッセージやアドバイスをお願いします。

日本国内でIT人材のニーズが高まるなかで人件費の高騰も続いており、依然としてオフショア開発はコスト面でもメリットがあります。これからはますます、いかにうまくオフショア開発を活用していけるかが、企業の競争力にとって重要になってくると思います。

一方で注意点もあり、開発をオフショア開発先に丸投げしてしまうと、自社にノウハウが残らなかったり、成果物が思ったものにならなかったりしがちです。国内開発でも同様ですが、オフショアの場合は特に、発注側も深く参画することが重要だと思います。
また、オフショア開発ではコミュニケーションの問題が起こり得ます。
ただ、ベトナムは親日国で日本との関係性も深く、日本に対してプライオリティを持ってくれていると感じます。日本語を積極的に学ぶ人も多く、ベトナム人は外国人のなかでも日本語能力が高い人が多いという印象です。

ここ5年ほどでベトナムのオフショア開発は急速に成長しており、開発会社の規模も拡大しています。日本向けオフショア開発先として定着してきたことでノウハウが蓄積され、エンジニアの能力も高まってきていると実感しています。
平均年齢が若いこともあってAIをはじめとする最新技術への対応も早く、今後は先進的な開発においてもベトナムは有力な選択肢になってくるのではないでしょうか。

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