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kintone(キントーン)を活用した拡張性の高いワークフローシステムを開発し、効率化を通じた業務改革を実現

kintone(キントーン)を活用した拡張性の高いワークフローシステムを開発し、効率化を通じた業務改革を実現

東南アジア地域で事業を展開する大手日系企業グループのお客様から、文書承認プロセスのデジタル化および自動化のご要望をいただきました。
SHIFT ASIAでは、柔軟な機能拡張性という要件にあわせてノーコード・ローコードツールkintone(キントーン)を活用し、あいまいな要件や制約の多いスケジュールの中で、カスタマイズ性の高いワークフローシステムを開発し提供。
技術的課題を克服し、お客様の業務効率化と将来的な拡張性を両立した業務改革を実現しました。

お客様の課題

同社では、運輸・観光、ICT、都市開発など多岐にわたる事業をグローバルに展開しているため、複数のグループ企業や部門間でのビジネスプロセスが複雑化していることが大きな課題となっていました。
特に文書承認プロセスのデジタル化および自動化が急務であったものの、その業務に関する具体的な要件や詳細な仕様がまだ固まっておらず、全体として曖昧な状態でした。
加えて、これらの複雑な課題に対して非常に短期間での解決が求められていたため、開発プロジェクトにおいて迅速かつ柔軟な対応が不可欠な状況となっていました。

そうしたなかで、複雑で曖昧なビジネス要求に応えるアジャイルなアプローチを得意とし、多岐にわたる開発ツールを用いた開発実績があるSHIFT ASIAにご相談をいただきました。

お客様の要件

ワークフローシステムの開発にあたって、以下のようなご要望・要件を頂きました。

  • 要件や仕様はあいまいな状態だが、短期化でロンチするために迅速に開発プロジェクトを開始したい
  • 可能な限り自動化を行い、効率的な文書承認プロセスを構築したい
  • 必要に応じて、柔軟に機能を拡張できるようにしたい
  • 各ユーザーの行動ログを記録したい

SHIFT ASIAの対応と成果

あいまいな要件や厳しいスケジュールの中、まずは丁寧な要件分析に取り組み、お客様のビジネスニーズを深く理解することに注力しました。これにより、漠然とした要求やビジョンを詳細な技術仕様へと具体化。短期間で要件を実現し、また柔軟な拡張性を担保するためにkintoneを使って開発することを決定しました。

本開発プロジェクトでは、開発プロセスを迅速かつ柔軟に進めるためにアジャイル開発を採用し、開発を2つのフェーズに分けて実施。3ヵ月間のフェーズ1ではMVP開発および初期開発とコア機能の実装を行い、短期間でのリリースを実現しました。その後、リリースされたシステムに対するユーザーからのフィードバックや追加要件を踏まえ、2ヵ月間のフェーズ2でシステム強化と追加機能の開発を行いました。

早い段階で実際に動くプロダクトを提供し、お客様からのフィードバックを即座に取り込む体制を構築。2週間ごとのスプリントを通じて段階的に機能を実装し、密な連携のもと試作品のデモンストレーションやフィードバックセッションを繰り返すことで、完成度を着実に高めていきました。
技術面では、プラグインの統合やシステムの拡張性の確保を重視し、将来的な機能追加や保守運用の容易さを見据えた設計・開発を行いました。

このような取り組みの結果、kintoneを用いたユーザーフレンドリーで拡張性の高いワークフローシステムの提供に成功し、実際の業務に導入することでお客様の業務改革に大きく貢献しています。

使用ツール・技術・言語など

  • 開発ツール:kintone(キントーン)
  • フロントエンド:Vue.js
  • バックエンド:JavaScript
  • デプロイ:Docker

ソリューションサマリ

  • オフショア開発
  • アジャイル開発
  • PoC/MVP開発
  • ローコード開発

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