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効率的な多端末検証により、デスクトップアプリのスマホアプリ化にともなう品質課題を短期間で解決

効率的な多端末検証により、デスクトップアプリのスマホアプリ化にともなう品質課題を短期間で解決

日本を含む世界中でさまざまな物流ソリューションを提供する大手老舗企業のお客様に対して行った、デスクトップアプリケーションのスマートフォン移行に伴う多端末検証の事例についてご紹介します。

お客様の課題

同社では、すでに多くの利用者を抱える人事・給与計算デスクトップアプリケーションに対して、顧客からの要望に応えるためにスマートフォン用のアプリケーション化を進めていました。
スマホアプリ化にともなって、端末依存の問題をはじめ様々な不具合の発生が想定されましたが、お客様側には十分に多端末検証を行えるだけの端末やナレッジが不足しており、品質に不安を抱えていました。さらに、品質保証にかけられる予算やスケジュールがタイトであったため、短期間で効率的に検証を終わらせる必要もありました。

そうしたなかで、300を超えるテスト端末と、豊富な多端末検証の実績を持つSHIFT ASIAにご相談をいただきました。

お客様の要件

デスクトップアプリケーションのスマートフォンアプリ移行における品質を保証するにあたって、以下のようなご要望・要件を頂きました。

  • できるだけ多くの端末を対象とし、端末依存の不具合が発生しないことを担保したい
  • 画面の不具合だけでなく、機能的な不具合まで確認したい
  • 限定的な予算・短い納期で十分な網羅性を担保したい

SHIFT ASIAの対応と成果

限られた予算・納期のなかで十分な多端末検証を実施するために、スマホアプリが対象とする主要端末に加え、端末の利用率なども考慮して最適な検証端末を選定。
最新の端末だけでなく、一定以上のシェアがある旧端末も含めて計10種類(Android5種類・iOS5種類)の多様なスマートフォンを使用し、検出されにくい端末依存の不具合まで徹底的な洗い出しを行いました。
限られた予算と納期に対応するため、重要度の高い画面や機能については網羅的なテストを設計し、設計書ベースでのテストを実施。一方で優先度が比較的低い画面・機能については不具合の傾向に合わせたアドホックテストを実施することで、幅広い領域をカバーしました。

効率的なテストの実施によって不具合を素早く検出し、見つかった不具合はSHIFTのテスト管理ツール「CAT」を通じてすぐにチケット化。SHIFT ASIAのテストチームとお客様側の開発チームとの間でシームレスに連携をとりながらタイムリーに修正と再テストを実施していくことで、極めて迅速な品質向上に成功しました。
その結果、予定されていた期間内で目標以上の範囲を対象としたテストを無事終えることができ、検出された全ての不具合の改修も完了。短納期でスマートフォンアプリのリリースを実現することができました。

使用技術・言語など

CAT(SHIFTが開発・提供する統合型ソフトウェアテスト管理ツール)

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