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ソフトウェアテスト事例:訪問介護・看護管理システム 医療・ヘルスケア

ソフトウェアテスト事例:訪問介護・看護管理システム

システム品質向上のためのコンサルティングから、品質保証体制の立ち上げやテストの戦略・計画・設計・実施および自動化までを一気通貫に支援

ヘルスケア領域において、訪問介護・看護事業者向けに管理システムを提供していたお客様に対して行った、品質向上コンサルティングおよび、品質保証体制の構築・運用事例についてご紹介します。

お客様の課題

同社では、社内にソフトウェアテストの知見をもった人員がおらず、品質保証の体制が無いなかで主に開発を担当したエンジニア自身が場当たり的にテストを行っていました。
その結果として製品版のシステムにも不具合が混入してしまい、エンドユーザーからも不具合の指摘が上がってきている状態でした。
また、システムの仕様がドキュメントにまとめられておらず、第三者が検証しようにも何が正しい仕様かがわからない状態となっていました。

そうしたなかで、品質保証のコンサルティングから品質保証体制の構築・運用、ソフトウェアテストの戦略策定から実行、自動化まで豊富な実績のあるSHIFT ASIAにご相談を頂きました。

お客様の要件

社内に品質保証やソフトウェアテストの知見・体制がなく、またシステム仕様が整理されておらず第三者が検証できない状況となっていたため、まずはテストが可能な体制を整えたうえで、システムのリリース前に品質保証が適切かつ持続的に実施されるように以下のような要件を挙げられていました。

  • 仕様がドキュメントにまとまっていない状態から仕様を把握し、ドキュメントに整理
  • 品質保証体制をゼロから構築し、テストの戦略や計画、設計、実施までを一気通貫かつ持続的に行える状態の確立
  • テストを自動化し、テストの効率化とテストに要するリソースの最小化

SHIFT ASIAの対応と成果

まずはソフトウェアテストの前提となる仕様を把握するために、システムに対する操作やお客様社内の担当者からのインプットを通じてテストエンジニアが仕様を理解し、その仕様をドキュメントに起こすことから着手。
仕様書を作成する過程で仕様に対するインスペクションも同時に行い、仕様の抜け漏れや矛盾といった仕様バグに対するつぶし込みも行いました。

テストの基本方針としては、新たに作成した仕様書をもとにテストを設計し、マニュアルテストと自動テストを組み合わせることで最大限のカバレッジを最小限のテストリソースで確認できることを目指しました。
そのために、手動でテストを実施する部分と自動化する部分とを切り分け、自動ではテストが難しい箇所は手動にて、一方で仕様が変わらず自動テストが効果的な部分のテストは自動化することでテスト全体を効率化。
さらに徐々に自動テストの範囲を広げていくことで広範囲なカバレッジを実現し、限定的なテスト工数で品質を安定化させる仕組みを確立することができました。

使用技術・言語など

  • CAT(SHIFTが開発・提供する統合型ソフトウェアテスト管理ツール)
  • Jenkins
  • Selenium
  • Allure

ソリューションサマリ

  • 品質コンサルティング
  • テスト戦略
  • テスト計画
  • テスト設計
  • テスト実行(GUIテスト、APIテスト、リグレッションテスト、シナリオテスト、アドホックテスト)
  • テスト自動化
  • 仕様書作成
  • ドキュメントインスペクション

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